
このやり方、誰に教わった?できてない人に教えてもらっては駄目だよ。



すみません、一度上司さん、教えていただけないでしょうか?



最初からなんで聞かないの?



すみません、ありがとうございます
(また始まったよ。この人の変なオリジナルのやり方なんだよな。
困ったなあ)
皆さんは職場で理不尽な状況に直面したことはありませんか?
特に上司との関係で、「なぜこんな対応をされるのだろう」と悩むことは少なくないと思います
今回は、多くの方が経験する可能性がある職場での困った状況と、それに対する向き合い方について考えてみたいと思います
よくある困った状況5選
1. 指示と結果のミスマッチ
「下請けからの見積もりをエクセルにまとめておいて」という指示
一見シンプルな作業に思えるかもしれません
しかし、実際に取り掛かってみると、予想以上に複雑で膨大なデータ処理が必要になることはよくあります
何十、何百という項目を丁寧に入力し、数字を確認しながら進めていくものの
たった一つのミスを指摘され「なぜ間違える?やる気があるのか?」と責められる経験は少なくないでしょう
特に困るのは、エクセルの使い方や入力のルールについて、具体的な指示がないまま作業を任されるケース
自分なりに工夫して効率化を図っても「そんなやり方は間違っている」と否定される一方で、正しいやり方を教えてもらえないというジレンマに陥ることも


2. 矛盾する指示への対応
「分からなければやるな」と明確に指示されたにもかかわらず
実行しないと今度は「なぜやらないんだ」と叱責される──
このような矛盾した指示は、多くの職場で見られる問題です
特に新入社員や経験の浅い社員にとって、この状況は非常に悩ましいものとなります
質問をすれば「自分で考えろ」と言われ、考えて行動すれば「勝手なことをするな」と叱られる
この板挟み状態は、社員のモチベーションを著しく低下させるだけでなく、業務効率の低下にもつながりかねません
結果として、些細な確認でも上司に聞くことを躊躇してしまい、必要なコミュニケーションまで減ってしまう悪循環に陥ることも


3. 報われない努力
毎日遅くまで残業し、休日も自宅で資料作成に励んでいるにもかかわらず
その努力が正当に評価されないケース
「これだけ頑張っているのに」という思いは、誰しも経験したことがあるのではないでしょうか
特に問題なのは、この状況が長期化することです
上司からは「君は要領が悪い」と指摘されるだけで、具体的な改善のアドバイスもないまま
ただ時間だけが過ぎていく
そして、次第に「どんなに頑張っても無駄なのではないか」という諦めの気持ちが芽生えてしまいます


4. 曖昧な指示への対応
「これを片付けておいて」「適当にまとめておいて」など、具体的な基準や目標が示されない曖昧な指示
どこまでやれば良いのか、どの程度の品質が求められているのか、締切はいつなのか──
これらが明確にされないまま作業を進めることになります
結果として、自分なりに判断して作業を進めても
「なぜそこまでやった?時間の無駄だ」「どうしてそれしかやっていない?足りないじゃないか」
という相反する評価を受けることに
この状況が繰り返されると、次第に「どうせ何をやっても怒られる」という諦めの気持ちが強くなっていきます


5. 公平性を欠く評価制度
真面目に仕事に取り組み、目に見える成果を出しているにもかかわらず「普通」という評価しか得られない一方で、上司と趣味が合う社員や、飲み会でコミュニケーションを取る社員が高評価を得る──
このような状況は、職場の士気を著しく低下させる大きな要因となります
特に問題なのは、この評価の不公平さが昇進や給与に直接影響を与えること
実力や成果よりも、上司との相性や職場での付き合い方が重視される環境では、真面目に仕事に取り組む社員のモチベーションが著しく低下してしまいます


まとめ:理不尽な状況を乗り越えるために
これらの状況に直面したとき、重要なのは以下の点です
- 自分の立場と考えをしっかりと持つこと
- 感情的にならず、冷静に状況を分析すること
- 必要に応じて、上司や人事部門に相談すること
- 自身の成長につながる経験として捉えること
完璧な職場環境というものは存在しませんが、これらの困難を乗り越えることで、必ず自身の成長につながるはずです。一人で抱え込まず、周囲のサポートも受けながら、より良い職場環境作りを目指していきましょう


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